Iraq Hostage Crisis

イラクで拘束された3人の活動の紹介と、自衛隊のイラク派兵のあり方を問い直すブログです
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お知らせ
4月上旬、イラクで人質事件が発生して以来、このブログを運営してきました。
当初は一日に複数の記事を投稿していましたが、このところ多忙につき更新が滞っています。少なくとも6月15日までは更新を停止する予定です。イラクでの政権移譲や、自衛隊の多国籍軍への参加など、大きな動きが続いていますが、フォローできずに大変残念です。

ただ、人質事件もある程度の収束を見せ、ホームページの当初の目的は達成したことから、このブログの再構築、あるいは移行(別のサイトへ)、閉鎖のいずれかの選択をすることになると思います。

イラクはいま非常に危機的な状況にあります。
ホームページは何らかの形で運営していきたいとの思いが強いですが、私の個人的な状況を考えると難しいのが現状です。知人との共同管理など様々な方策を模索しております。いずれにせよ、仕事が忙しくなり、責任を持って情報を提供できなくなりつつあるのも本当のところです。そこで、一時、更新を一週間ほど停止いたします。


それから最後に、人質事件の後、あまりにも素早く救出の運動が立ち上がったことに政治的な動きを感じると論じた一部のマスメディアに対して、事件発覚翌日にこのブログを立ち上げた私からのささやかな反論。

9・11の後、国際情勢に関心を持つ若い人たちが増えました。悲しい出来事がきっかけでしたが、それをきっかけに、私たちがいま寄って立っている世界構造の矛盾に目を向け、実際に行動に移す人たちが私の周りにも沢山います。そして、私もその一人なのです。

資金力も組織力もない彼らは、各地で小さなイベントを何度も開催し、国際情勢や環境問題などを考えるネットワークを広げていきました。そして、何かあったときにはすぐに連絡を取り合い、アクションを起こすノウハウを徐々に蓄積してきました。その過程で大きな役割を果たしたのがインターネットです。インターネットが出現し始めたころは、情報格差の問題が指摘されるなど、ネガティブなイメージが指摘されていました。いまでもそうした問題は100%解消されてたとは言えませんが、ただ単に非難をするよりも、それを自分たちの理想(オルタナティブな社会の実現)に向けてよりよく運営していこうという機運が高まってきたような気がします。

私は人質事件が発覚した後、これまで作り上げてきたネットワークを駆使して情報を集め、その情報をネット上で共有したいと考えました。たまたま現在はブログブーム。簡単に情報を更新できるシステムが利用可能になっています。その中でも、無料でベータ版を提供してくれているjugem.ccさんのシステムを使い、すぐにサイトを立ち上げました。4月9日夕方のことです。

人質事件が発覚した後、すぐにアクションが起こったことが「自作自演説」の一つの根拠にもなっているようです。大手メディアでも、そこまでは言わないまでも、短期間のうちに大きなうねりが社会の中で出てきたことをいぶかしく思っているところもあるようです。

しかし、そうしたメディアは9・11の後に、若い人たちの間で情報共有とアクション形成のノウハウが徐々に蓄積されてきた事実を見ていません。各地で開催さえれた政党色のない自発的な若い人たちのイベントにまったく記者をよこさない新聞社は、自分たちが知らない間にそのようなノウハウが蓄積されてきたことをまったく理解していないようです。だから、素早い動きが現れた現象を理解することができない状況に陥り、その裏には何かがあるみたいだと勘ぐるのではないでしょうか。

ですから、読売新聞が5月29日付けの社説で主張した以下の文章は、「私たちは何も知りませんでした」と告白しているように私には映りました。「家族の「自衛隊撤退」要求に呼応するように、わずか二日間で約十五万人の署名が集められた。国会前では、組織的なデモが続いた。極めて政治的な、奇妙な光景が繰り広げられたのである」。

私はフリーランスのジャーナリストが偉いなんてまったく思いません。でも、私が関わっているU−Pressのメンバーはその社会に生きる一人ひとりの生活に根付いた取材をしています。私は、そういう取材センスを失いたくはありません。そして、大手のメディアの方々にも失って欲しくはないのです。
| 石塚輝紀 | 注意事項・お知らせ | 01:12 | comments(13) | trackbacks(137) |
U-Press 創刊第二号 発売
イラクとは関係はないのですが、私も所属するU-Pressというドキュメンタリーエージェンシーで、グラフィック誌「U-Press」Vol.1(創刊第二号)を発行しました。

ウェブ上でも購入できますので、ぜひご購読ください。
今回はメンバーがアフリカの地に赴き、リベリアの少年兵、ジンバブエのエイズ遺児、ポストアパルトヘイトの南アフリカの貧困層の取材を行っています。フルカラー24ページ、300円です。

U-Press
http://www.u-press.org/




■Vol.1の内容は?
 加熱するイラク・北朝鮮報道の裏で忘れられつつあるアフリカ。しかし、内戦・少年兵・AIDS・貧困など、グローバル社会の矛盾や軋轢がこの地域に暗い影を投げかけています。創刊第二号であるVol.1では、U-Pressのメンバーがアフリカの地に赴き、内戦が続いたリベリアの少年兵、圧政が続くジンバブエのAIDSの現状、南アフリカの貧困層の問題にスポットを当てた特集を予定しています。

 □特集 アフリカ Africa: The Ignored(仮題)
・リベリアの少年兵(久野武志)
・ジンバブエのHIV/AIDS(久保真人)
・南アフリカの貧困層(岡原功祐)
・日本のビルマ難民(小田川綾音)
 □A4変形 フルカラー24ページ
 □バイリンガル(日・英)
 □300円
 *予約特典:送料110円(通常160円)

http://www.u-press.org/shop/
| 石塚輝紀 | 注意事項・お知らせ | 02:18 | comments(5) | trackbacks(0) |
今井さん、高遠さん、郡山さんが解放されました。
皆さんもご存知の通り、4月8日に拘束された今井さん、高遠さん、郡山さんの三人が解放されました。15日21時前に速報が入り、すぐあとに三人の映像も放映され、ご家族とも連絡を取り合ったことが報道されています。

ただ、依然、新たに拘束されたとされる二人の日本人の安否の確認は取れておらず、予断は許さない状況が続いています。

今回の事件は、多くの議論を巻き起こしました。イラク情勢をどう捉えていけばよいのか、現地で平和的な活動を行う民間人の安全をどう確保するか、自衛隊の派遣をどう考えるか、アルジャジーラに翻弄された日本のマスメディアの存在意義とは何か、などなど。

このブログでは、個人的な意見を直接発言することは控えてきました。それは、様々な情報を編集するということを通じて、間接的に伝えるにとどめるのがこのサイトの役割だと考えてきたからです。あくまでも情報をそれを読み取る皆さんに判断してもらいたいと思っています。

ただ、最後に個人的な考えを述べれば、三人の解放は、これからイラク情勢やマスメディアのあり方を考える上での、出発点に過ぎないということです。今回の事件は、イラクでの「戦闘終結」依頼、注目度が薄れていたイラク情勢への関心を(良くも悪くも)高める結果となりました。

このサイトは、三人の拘束をきっかけに彼らの活動や状況を報告するために作ったものですが、これから長期的な視野で様々な事柄を考えていくためのサイトにしていこうと思っています。

| 石塚輝紀 | 注意事項・お知らせ | 03:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
いまできることは?
今日は私が所属する『U-Press』の編集会議などがあったため、こちらの更新がなかなかできませんでした。情報が錯綜し、拘束された三人の安否がつかめない状態が続き、もどかしい思いをしています。

現段階では、憶測を含む見解を避けたいと思っています。また、状況が明らかになるまで、解放をめぐる交渉に関するニュースのリンクをここで貼るのはいたずらに混乱を招くだけのような気がしています。

今日はさらにファルージャの戦闘停戦にめぐる様々なニュースが入っています。イラクでの戦闘の停止は、拘束されている三人の願いでもあり、私の願いでもあります。三人の救出のための活動と、イラクでの停戦・占領停止のための活動を一緒に進めていくことが必要だと感じています。

推移を慎重に見守りながら、随時、情報をアップしていきたいと思います。
| 石塚輝紀 | 注意事項・お知らせ | 22:45 | comments(12) | trackbacks(0) |
お約束事
こちらで紹介しているアクション・イベント(署名なども含む)に参加される方は、事前にその趣旨等をご自身で確認された上で、自己責任でご参加ください。このHPでは、私の知人に送っていただいた情報などを掲載していますが、そちらに書かれているURLにアクセスして、内容をご自身できっちりとご確認くださいね。よろしくお願いします。
| 石塚輝紀 | 注意事項・お知らせ | 02:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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