Iraq Hostage Crisis

イラクで拘束された3人の活動の紹介と、自衛隊のイラク派兵のあり方を問い直すブログです
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橋田さん・小川さん バンコクで火葬
バグダッド郊外で武装集団に襲撃された方の遺体が、橋田信介さんだったことが法人類学の立場からも確認されました。事件から一週間にして、ようやく殺害された方々の身元が正式に判明したことになります。

共同通信:遺体橋田信介さんと確認 クウェートで家族対面

今後、橋田信介さんと小川功太郎さんの遺体はクウェートからバンコクへと移送され、橋田さんとゆかりの深いバンコクで火葬されるということです。

毎日新聞:2人の遺体、バンコクで火葬

この事件では、他に一人のイラク人通訳、ムハンマド・ノルアディーンさんも殺害されました。自衛隊がイラクの人を助けに来てくれていると最後まで信じ、その日本人のジャーナリストを手助けすることができたことを誇りに思っていたとのことです(関連記事)。

戦場取材では常に慎重だったとされる橋田さん。今回は、サマワからバグダッドや帰ることを運転手は延期するようにアドバイスしたとのことですが、結果的にこのような事件にムハンマドさんも巻き込むことになってしまいました。経験があるジャーナリストもこのような目にあうような現在のイラクの状況。大手メディアも撤退する中で、イラクで何が起こっているかが次第に分からなくなりつつあることに懸念を覚えます。
| 石塚輝紀 | 橋田さん・小川さん襲撃殺害事件 | 00:39 | comments(1) | trackbacks(2) |
橋田信介さん支援 目の治療のため日本に出発
橋田信介さんが死の前日に日本行きのチケットを少年に渡しました。
少年は彼の死を知ったとたんに泣き喚いたということです。

その少年が予定通り日本で治療を受けることができるようです。
4日朝に日本に到着し、検査を受けるということです。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040602k0000m030121000c.html
| 石塚輝紀 | 橋田さん・小川さん襲撃殺害事件 | 01:13 | comments(30) | trackbacks(15) |
橋田信介さん 退職後の落ち着いた生活を楽しみにしていた
ジャパンタイムスで共同通信による、橋田幸子さんへのインタビュー記事が掲載されています。

Journalist was looking forward to retirement
http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nn20040530f1.htm


イラクと北朝鮮の取材が終わったら退職しようとしていたという橋田さん。楽しみにしていた退職後の落ち着いた生活。サマワ取材後の悲劇的な事件に、そんな願いも打ち消されてしまいました。

彼が退職の目安にしていたイラク情勢の推移ですが、イラクでは戦闘が激しくなっています。彼が天国で本当に落ち着いた生活を取り戻すまで、あとどのくらいの時間がかかるのか……。

英文だったので、簡単に翻訳をしました。
続きを読む >>
| 石塚輝紀 | 橋田さん・小川さん襲撃殺害事件 | 01:42 | comments(6) | trackbacks(13) |
失明のイラク人少年の支援を橋田幸子さんが引き継ぐ意思
橋田さんと小川さんがバグダッド郊外で襲撃された事件で、橋田信介さんが行っていた左目を負傷した少年の支援を、橋田幸子さんが引き継ぐ意思を表明していることが分かりました。

毎日新聞:橋田さん妻、居場所判明を支援者に伝える

取材地で偶然に出会った人たちをジャーナリストが支援することになったケースは、案外多くあります。私がこのサイトでしばしば紹介している土井敏邦さんもその一人です。

土井敏邦:ムスタファ救援報告

最初から救援目的だったというよりも、たまたま自分が支援することになったというケースがほとんどでしょう。もちろん、戦地には負傷をした子どもたちは数え切れないほどいます。「その他にも多くの子どもたちが負傷しているのに、一人だけを助けても意味はない」と非難する人もいるでしょう。ただ、もともと救援のプロではなく、たまたまその問題に関わることになったジャーナリストにとって、一人を支援することもとても大変です。(時には自分の本来の仕事を放り投げてもしなければいけないことがある)

救援のプロではなく、伝えることが本業のジャーナリストにとって、具体的な一人の少年の置かれた境遇を伝えることで、戦地の矛盾や問題に関心を向けさせることにあるのかもしれません。

しかし、ジャーナリストが戦地の犠牲者の支援をすることの難しさは想像に難くありません。様々な問題が立ちふさがります。長年、パレスチナやチェルノブイリなどで救援活動に当たっていた広河隆一さんも、昨年のコラムでその難しさを語っています。

HIROPRESS.net:カーチャの死
| 石塚輝紀 | 橋田さん・小川さん襲撃殺害事件 | 00:38 | comments(1) | trackbacks(1) |
「日本人1人は連行され、殺害か」 AFPが伝える(朝日新聞)
フリージャーナリストの橋田信介さんと小川功太郎さんが襲撃・殺害されたとされる事件で、小川さんは襲撃現場から連行され、別の場所で殺害された可能性が高まりました。

朝日新聞:「日本人1人は連行され、殺害か」 AFPが伝える

二遺体が収容された現場から10キロほど離れたところで、「東洋人と見られる」賛成の遺体を発見。襲撃現場で収容された遺体は、橋田信介さんとイラク人通訳のものということで、小川さんは現場から連行され別の場所で殺害されたとの憶測もされています。

朝日新聞:襲撃された3人の遺体確認 邦人記者の身元特定急ぐ

小川さんが車外に出るのを見たとのイラク人運転手の証言とも一致します。

産経新聞:火噴く銃口、炎上する車両 イラク人運転手が証言

犯行グループがわざわざ小川さんを連行して殺害したとなると、何らかの間違いで襲撃したのではなく、明らかに日本人と分かって襲ったという可能性が強まります。イラク人運転手は、犯行グループからアメリカの手先といわれたと証言しており、米英軍による統治に反対する一部の過激派の行動かもしれません。

事件に関していたずらに推測することは危険ですが、状況が状況だけに、サマワの治安とも絡んで今後の議論に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

読売新聞は29日の社説で「事件は、犯行グループがまだ特定できず、日本人を狙ったのかどうか分からない。だが、自衛隊のイラク派遣と関係づける問題ではない」と言っています。確かに、今回の事件を政治的な運動に利用することは許されませんが、サマワの安全状況がなぜ悪化したのか(橋田さんは以前、自衛隊にサマワが行くことで安全なこの地区が危険になると言っていました)、なぜ日本人が狙われるのか、その問題と密接に関わってくる問題には違いないように思われます。
| 石塚輝紀 | 橋田さん・小川さん襲撃殺害事件 | 03:22 | comments(6) | trackbacks(5) |
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