Iraq Hostage Crisis

イラクで拘束された3人の活動の紹介と、自衛隊のイラク派兵のあり方を問い直すブログです
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日本国内での非難の声に米国で驚きの声(毎日新聞)
このサイトで訳出したニューヨークタイムスだけでなく、ロスアンゼルスタイムスやCNNでも、5人へのバッシングを疑問視する記事が掲載されたようです。
イラク日本人人質事件で、解放された人質が日本国内で冷淡に扱われたり、非難の声を浴びていることに、米国で驚きが広がっている。善意を尊び、職務の使命感を重視する米国人の目には、日本での現象は「お上」(政府)が個人の信条を虐げていると見え、不可解、奇異に映っているようだ(毎日新聞)

毎日新聞:日本国内での非難の声に米国で驚きの声
フランスのルモンド紙、ドイツの南ドイツ新聞などにも取り上げられ、各国の注目が集まっているようです。

5人が早く立ち直ってもらうためには、彼らのしたことが高く評価されていること、そして彼らを支えたいと思っていることが伝わることが大切でしょう。

ただ、アメリカのメディアに関して言えば、西日本新聞が「自国の民間人犠牲すら大騒ぎしない米国だが、日本での非難騒ぎを驚きを持って伝えている」と皮肉をこめて述べているように、イラクでアメリカが行っていることも同様に批判的な目で見ていく必要があるのではないかと感じます。

益岡賢さんのサイトでは、ファルージャの虐殺の様子を伝えるルポが掲載されています。この事件では、多くの民間人を含む650人が死亡、1200人以上が負傷しました。米軍が病院を破壊し、救急車を狙撃したという情報もあります。そうしたニュースはアメリカのメジャーなメディアではすぐに伝えられません。

5人にとって、イラク人も日本人も命の価値は一緒。彼らはそのことを伝えたかったのですから。

また、日本のメディアでは自己責任論について正面切ってコメントしたところがあるでしょうか?「外国のメディアがこう言ってる」という記事は多いのですが、自分たちはどう思うのか?退避勧告が出ている地域が自衛隊が出動可能な「非戦闘地域」なのかと問いただせないのか?そんな疑問がわいてきます。

そうした矛盾を指摘する気骨のあるメディアは日本にもはや存在しないのでしょうか?
| 石塚輝紀 | 海外メディアの反応 | 01:54 | comments(1) | trackbacks(0) |
拘束時よりも、帰国後の方がつらい思いをしている 米紙ニューヨークタイムスが伝える
ニューヨークタイムスで、「Freed From Captivity in Iraq, Japanese Return to More Pain」という記事が配信されています。「イラクで解放されたにも拘らず、日本に戻ってより多くの苦痛を感じている」というのが直訳でしょうか?

記事を書いたのはNorimitsu Onishiという方です。
問題の本質を「島国」根性に求めているのと、さらにこの書き方では政府の対応に対して批判している人たちもたくさんいるんだ!ということが伝わらないことがこの記事の弱点のように思います。

ただ、「自己責任論」が政府や「お上」への批判を交わして、問題の本質を覆い隠してしまうあたりの指摘がされてたのであえて訳出をしました。

完全に訳出できていないのと、さらに間違いだらけだと思いますが、抄訳を載せておきます。

追記:この記事を紹介するニュースがありました
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004apr/24/K20040424MKJ1Z100000008.html
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| 石塚輝紀 | 海外メディアの反応 | 16:53 | comments(5) | trackbacks(1) |
誘拐された日本人家族に口枷(くちかせ) (南ドイツ新聞)
4月14日に外国人記者クラブで拘束された三人のご家族が記者会見をしました。その模様を伝えたドイツの「南ドイツ新聞」の記事の翻訳があります。

マスコミなどからの圧力が高まり、家族が自分の考えを述べることができなくなってきた状況での記者会見でした。南ドイツ新聞の記事は、家族の萎縮ぶりを伝え、証拠はないという前置きをしながらも、「さて、東京の政界の観察筋では、日本政府の役人の人質の家族たちへの「助言」があったのではなかろうかとの推定がなされている」と説明しています。

「口枷(くちかせ)」という強い言葉を用い、記者会見の異常な様子を伝えています。ニュース23でも、ドイツの記者がTBSのインタビューにこたえていましたが、家族が何かにおびえ、言いたいことをいえない状況を、まるで民主主義の国とは思えないと述べていました。
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| 石塚輝紀 | 海外メディアの反応 | 14:48 | comments(0) | trackbacks(2) |
韓国の新聞が自己責任論に答える
人質になった人たちへの自己責任論が国内のメディアで強く主張されています。そうした中、フランスのルモンドなどでは、そうした日本の風潮がおかしいのではないかとする記事が発表されるなど波紋を呼んでいます。

そんな中、日本のお隣、韓国でも「自己責任論」への批判記事がまとめて発表になったようです。「東亜日報」、「ハンギョレ新聞」(韓国語)、「朝鮮日報」のいずれも20日付記事です。

なお、韓国語のウェブサイトはgokoreaというサイトの自動翻訳機能(無料)を使うと便利です。80%は文意が分かります。このサイトを使って韓国のサイトを見ていましたが、ファルージャの虐殺事件を(AP通信の記事ですが)事細かに伝えるなど、日本のメディアでは伝えない部分を見据えている印象があります。


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| 石塚輝紀 | 海外メディアの反応 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(3) |
仏紙ルモンド、人質事件で自己責任問う声に皮肉(朝日新聞)
フランスのルモンド紙で、三人の行動を日本の人道主義の高まりとして報道していたことを紹介しました。日本で高まる自己責任論について、再びコメントをしているそうです。「人道的価値観に駆り立てられた若者たちが、死刑制度や厳しい難民認定など(国際社会で)決して良くない日本のイメージを高めたことを誇るべきなのに、政治家や保守系メディアは逆にこきおろしている」としていると朝日新聞は伝えています。

朝日新聞:仏紙ルモンド、人質事件で自己責任問う声に皮肉

なお、先日の記事は、翻訳が出ています。
19日にこのサイトでも紹介しました。
http://iraqhc.jugem.cc/?eid=108

また、今回の記事で触れられている難民制度に関連して、「日本の外国人排外主義」については、あのアルジャジーラでもレポートされています。それも、3人が拘束されて、日本中が大騒ぎになったさなかに発表されてます。

この記事については私がつたないながら翻訳しましたのでご参考にしてください。この記事では、日本は人種差別を禁止する法律を先進国で唯一もっていないと説明されています。「普通の国」論を主張される方々は、その面でも普通の国になろうと、どうして主張しないのでしょうか?

Iraq Hostage Crisis:アルジャジーラが伝えたもう一つの日本

追記:なんと「Letter from Yochomachi」というブログで、早くも翻訳がアップされていました!こちらのブログでは、ルモンドに紹介された注目記事の翻訳が掲載されています。
Le Monde「日本では人質は解放されるための費用を払わねばならない」
| 石塚輝紀 | 海外メディアの反応 | 13:40 | comments(1) | trackbacks(2) |
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